韓国で重視される儒教では、女性の生きがいは結婚にあると教えています。結婚が決まると新郎の家から新婦の家に結婚の印として、新郎の四柱を書いた「四柱単子」を贈ります。新婦の家がこれを受け取ることは婚姻を意味しています。韓国の結婚式は、半世紀あまりで大きく変化しています。

30~40年前までは、結婚式は新郎の家や新婦の家で行われました。かつては共同体のお祭りでしたが、現在の多くの結婚式は「礼式場」という商業的な意味合いがあります。日本のように宗教に曖昧ではないので、クリスチャンは教会で挙式します。韓国では招待状をもらわなくても、自由に参加できます。

昔の友人や恋人が参加するといったサプライズもあります。オープンな結婚式では、参加者に紛れて泥棒がいないか気を付けなければなりません。「新式結婚」には30分もかかりません。その後「ペベク」を行うために、スーツやウェディングドレスを脱いで、「旧式結婚」の衣装を着ます。

ペベクは新婦が新郎の家族に挨拶をする儀式です。新婚旅行の前に行うことが多いので、式場に「ペベク室」が設けられています。新婦は慣れない衣装を着て、新郎の家族それぞれに「再拝」をします。再拝とは体全体を使って二回お辞儀をするペベク独特の動作で、お酒をつぎます。

その際に新郎の両親が家訓を話したり、嫁としての役割を教えたりします。その後「男の子がたくさん生まれますように」と言いながら、新婦のスカートの上に、ナツメや栗の実を投げます。

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